空想をカタチに 地域を自分ごとに
というコンセプトのもと、室積地域でできること、
やりたいことを形にしている団体です。
世の中には、派閥・しがらみ・肩書き・立場など、分断を誘発する見えない枠組みが様々あります。でも、枠組みに関係なく、つながりを作り、地域内外を超えて「とにかく、みんな良くなればいい」そんな思いで活動しています。
みんなが自立しながらも連携する、風通しの良いコミュニティ感覚をもっている、そんな地域社会を目指します。
なぜ、企業組合なのか?
- 目的が利益の追求じゃないから
むろづみ空想計画舎は「企業組合」として法人格をもっています。
一般的に「株式会社」や「合同会社」の目的が利益の追求であるのに対し、企業組合の目的は地域課題の解決と納得感のあるくらしを実践することです。利益の追求は、それら目的のための不可欠なツールの一つと考えています。 - 地域を自分ごとにしてほしいから
それぞれが仕事を持ちながら関わっている組織なので、上下関係はなく、対等な立場です。
別の言い方をすれば、上司も部下もないので、考えたことをやらせる・言われたことをやる、ということはなく、まずは自ら考え、行動に移すことが求められます。
もちろん、得意・不得意があるので、お互いにコミュニケーションを取りながら、テーマやタスクによって仲間や地域の方々に頼ったりもします。
大切にしていること
方針
- 室積をフィールドに、ただ「住む」からしっかり「暮らす」自立した地域人※が増えていく活動を続けていく。
- 「こうだったらいいのになぁ」と思うことを自分事として捉え、まず動いてみる。
- 何もまちのために、人のために事を起こすのではなく、まずは自分のために事を起こす。
(その行いが自然とまち、ひとのために成っていく。その順序を間違えてはいけない。)
- 自立した地域人
「日々のくらしを楽しみ、収益性があるないに関わらず、地域は自分たちが作っているという当事者意識をもち、行動に移している人」のこと。 彼らのコミュニティは風通しが良く、自立しながらも連携することができる。
目指す風景
室積という地域にしっかりと「くらす」地域人が増えている。
「このまちが好きだよね」な人がいっぱい。
価値基準
人にはそれぞれ、周りを幸せにできる範囲があると思います。家族?友人?地域全体?‥でも、何より先に自身が幸せであることが第一。そうでなければ、周りも幸せにできません。
その範囲が広い人が偉くて、狭い人がダメという話ではなく、「広くできるように頑張りましょう」という話でもない。自分自身と謙虚な気持ちで向き合い、自身の範囲を見極めることが大切だと考えています。範囲を見誤ると「大切なもの」を失いかねません。